大切な美咲へ - 小倉美咲 家族開設ホームページ(山梨県道志村キャンプ場女児行方不明)-
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以下記事はに書かれたものです。
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美咲へ
すべての皆様へ
そして美咲と一緒にいる方へ
今私が伝えたいことを書き綴ります
大変、大変長くなりますが
初めて打ち明けさせていただく想いもあるので
最後まで読んで頂けると有り難いです
目次
- すべての皆様へ
- 私の想い
- 二年間考えてきたこと
- 今回の呼びかけについて
- 美咲と一緒にいる方へ
- だいすきなみさきへ
- 皆さまへお願いしたいこと
- ご協力いただきたいこと
- ご遠慮いただきたいこと
- 憶測や誹謗中傷はご遠慮ください
- 最後に
すべての皆様へ
いつも娘に関心をお寄せいただき情報提供や情報提供呼びかけの捜索活動にご協力いただきありがとうございます。
2019年9月21日に娘が行方不明となってから2年と1ヶ月が経過してしまいました。
これまでの2年間、捜索チラシの掲示や配布にご協力くださっているボランティアの方々や日々SNSなどで情報提供の呼びかけを一緒にしてくださる皆様のおかげで、ホームページやSNSのダイレクトメールを通して日々情報提供を頂いております。頂いた情報を警察に報告し続けております。
しかし、残念ながら未だ娘に繋がる良い知らせは私には届いておりません。
私の想い
子供を授かってから私にとって何よりも大切なものは子供達でした。可愛い子供達の笑顔があるから、日々の生活の疲れや寝不足も耐えながら子育て、家事、仕事ができていました。
子供達は私にとって自分よりも大切な存在です。子供の為なら何でも出来る、何でもしてあげたい。そう思いながら子育てをしてきました。
美咲は動物が大好きな活発な明るい子です。ありさんにも命があるからと踏まないでよけて歩く優しい子です。
子供が苦手な犬とも仲良くなれるような子で、物心つく頃から私が経営しているトリミングサロンでお手伝いをしてくれたりしてお客様からも人気の看板娘でした。
2年前の山梨でのキャンプは、家族ぐるみで付き合いのある仲の良い友人家族らとの楽しいキャンプのはずでしたが、私が目を離してしまった10分ほどの間に美咲は行方不明になってしまいました。今でも娘の手がかりはなく事故か事件なのかもはっきりとわかっていない状況です。
当時、夜明けから日没まで食事を取る余裕もなく、水と携帯だけを手に取り山の中をスニーカーで探し回っていました。夜真っ暗な時間はSNSから何か情報がないかと寝ずに携帯を操作していました。今考えても何日も眠らず食べられずどのようにして体を保っていたのか…。と思います。ただただ言えることは必死でした。
迷子になってしまったと思い捜索を続けていましたが、山中で飲まず食わずでの遭難の場合命の保証がないと言われる72時間が経ってしまった時、私は泣き崩れてしまいしばらく立ち上がる事ができませんでした。その時に「誘拐されて山ではないどこかにいるのであれば、無事に戻ってこれる希望がある。」と思いました。
現地の大規模捜索が終了した後も、警察はこれまでに三度、人員と時間をかけてキャンプ場付近の再捜索をしてくださっています。また未だに個人的に山中での捜索活動を続けてくれている方もいらっしゃいます。私もキャンプ場にこれまでに何度も足を運び、地元の方やキャンパーさんなどに娘のことを伝え続けてきました。
正直な気持ちを言うと、美咲に無事に戻ってきて欲しいので、キャンプ場付近の沢や山で靴や服など何も出てきて欲しくないと願っています。どこかで無事に元気でいてくれて、私の元へ戻ってきて欲しいです。
2年間考えてきたこと
この2年間、どうしたら美咲が私達の元へ無事に戻ってこれるか。どうしたら以前の様な長女の笑顔を取り戻せるか。それだけを考えて活動、生活してきました。
あの日、美咲が私の元を離れてどこに行ってしまったのか何度も何度も2年間考え、毎日、あの日の美咲の顔や姿を思い出しています。
美咲だったらどう行動するだろうと現地を何度も何度も歩いて美咲の目線で考えてみたり、長女に協力してもらい美咲の性格を考えながら一緒に美咲の行動を予測したりすると、迷子ではなく誰かに連れ去られたという風にしか考えられませんでた。
公に言葉にすることは今までありませんでしたが、私はこの2年間ずっとこのように考えて活動を続けていました。
警察が発表していない中、一般人の私がメディア等でこのように思っているというを言えるわけもなく、どのように世間の皆様にお伝えしたらいいのかずっと悩みながら取材やSNSでの呼び掛けを続けてきました。
私の発する一言で「美咲の命を危険にさらしてしまわないか」この事を何よりも1番に考えて発言してきました。娘の安否を考えると、SNSでの書き込みやDMに対してのお返事さえも一言一句慎重に考えてきました。
しかし今、皆様にわかっていただきたいという思いで、意を決してこのメッセージを書いています。
先日運動会があり、美咲にとって本来なら三度目、小学六年生の長女にとっては最後の運動会、姉妹一緒に参加する運動会としては最後の機会でした。姉妹一緒に運動会に参加させてあげることは叶いませんでした。
美咲の同級生を見る事も辛かったです。同級生は学校での勉強の時間やお友達との時間をどんどん積み重ねて大きく成長していました。長女を笑顔で応援してあげたい気持ちと美咲が運動会に出れない悲しさで笑顔を作ることが難しく作り笑顔しかできず、長女に本当に申し訳なかったです。周りに悟られないように涙を我慢するのが精一杯でした。
日々生活する中でも
このようなイベントの際に、美咲を思い出さない時はありませんでした。その時自分に出来ることを必死でやってきたつもりではありますが、美咲が帰ってくるという最大の願いが叶っていません。
もうこれ以上は耐えられません。美咲を1人にしておくことも、美咲と離ればなれで生活することも…。家族揃ってまた生活したいです。
1日も早く美咲を返してほしいです。
娘が今どこでどうしているのかはわからない状況ではありますが、「娘と一緒にいるかもしれない方」に向け、私の伝えたいことを発信することにしました。
今回の呼びかけについて
現地で捜索活動やチラシ配りや掲示、SNSでの情報拡散などこれまで数多くの方にご協力をいただきました。
今回のメッセージは、これまで力を貸してくださりご協力いただいた全ての皆さまにご理解いただける内容ではないかもしれません。
しかし私は娘が一日でも早く無事に帰ってくること。ただそれだけを望んでいます。それだけしか今は考えることができません。
これまでに失った日々は戻りませんが、娘が戻って来たらまた家族の楽しい時間を取り戻す事ができます。美咲が帰ってきてくれればそれだけでいいと思っています。
大変身勝手な考えかもしれませんが、私の想いを汲んでいただけるようでしたら、引き続き情報提供呼びかけなどにご協力頂けましたら幸いです。
美咲と一緒にいる方へ
2年間美咲と一緒に生活してあなたの生活はいかがでしたでしょうか。
子育ては楽な事ばかりではないですよね。大変な事もきっとあった事だと思います。
美咲は私の産んだ可愛い自慢の娘です。
私は美咲を妊娠中、仕事を続けながらと長女の世話と祖父母の介護をしていました。つわりで食事が取れず毎日何度も嘔吐して、仕事の前に点滴に通いながら、私のお腹の中で大切に育てた大事な我が子です。
1歳で突発性発疹になった時は高熱が出で母乳も飲めなくなり脱水で点滴を受けた事もありました。感染性胃腸炎やインフルエンザに家族全員で感染したこともありました。
美咲が7歳になるまでにたくさんの事がありました。
しかし、大切な可愛い我が子なので、どんなに大変だった事も全く嫌ではありませんでした。むしろそのような時間を一緒に過ごす事で、より美咲との絆と愛情が深まっていきました。
美咲は、生き物を傷つけたりしないとても優しい子です。
学校の帰りにお花を摘んできてくれて
「ママいつもごはん作ってくれてありがとう☺️」とプレゼントしてくれたり、家で折り紙でお花を折ってくれて、「ママいつもお仕事してくれてありがとう!大好きだよ☺️」とサプライズしてくれたり、私が1人で落ち込んでいる時には、私がいつも美咲にしているように、抱き締めてトントンとして慰めたりしてくれていました。
私と長女がちょっとした喧嘩をした時も次女である美咲がお互いの所にいって「お姉ちゃん、もうママ怒ってないから謝ってきたら」と言い、私の所で「ママ、もうお姉ちゃん謝るから許してあげて」と仲裁してくれる時もあるしっかりものの優しい娘です。
笑顔も仕草もとっても可愛いくて、優しい美咲との会話はとっても癒されると思います。行方不明当時小学一年生でしたし、まだ幼いためおそらくあなたのそばでも美咲はいい子にしていると思います。
ですが、美咲は私の大切な娘です。私が産み7年間大切に大切に育てた私の娘です。私たち家族にとってかけがえのない大切な娘です。長女にとっても大切な妹です。
どんな経緯や目的で美咲を連れ去り、どんな想いでこの2年間、美咲と一緒に過ごしていたのかは私にはわかりません。私はそんなこと知らなくてもいいと思っています。
あなたがどなたであるかも、どこ住んでいるのかもわからなくてもいいと思っています。
ただ美咲を連れ去った事やこの2年間に少しでも後悔や罪の意識があるのであれば、美咲を返して下さい。
人のたくさんいる安全な場所に連れて行って、美咲を解放してください。
あなたの家から離れた所で構いません。あなたが誰かわからないように特定できない場所、方法で構いません。小さな美咲は1人で家に帰ってくる事ができませんので、必ず誰かに気づいてもらえて、保護してもらえる場所に解放してください。
これまでの2年間、誹謗中傷を受けながらメディアの取材を受けたりインターネットなども使い美咲の発信を続けてきました。「山梨県のキャンプ場で行方不明になった子」「小倉美咲ちゃん」と記憶に残してくださっているどなたかがきっと気づいて保護してくれると信じています。
私は、美咲が無事に私の所へ戻ってきてくれるなら、この2年間のあなたを罪に問うつもりはありません。
娘を安全に無事に返すという事だけ守ってもらえたら、他に望むものはなにもありません。
ただ美咲に無事に帰ってきて欲しい。美咲が無事に戻ってきてくれるなら、もうそれだけで充分です。
過去を振り返っても後悔しても過去の過ちがなくなることはありません。あなたに少しでも罪の意識があるのならば協力してください。恐れず前向きに方法を考えてください。
美咲も美咲の姉も家族も友達もみんなこの2年ずっと悲しんで苦しんでいます。それを解決できるのは、あなたの勇気ある行動しかありません。
私はあなたを信じています。
人を傷つけたりしない優しい子である美咲のそばで、美咲とともに2年間過ごしていたあなたを信じます。
美咲を私たち家族の元へ返してください。
ホームページからはご連絡先入力なしの匿名でも連絡ができます。もしあなたの望むものや何か私に言いたいことがあるようでしたら匿名でホームページへ送ってください。私が個人的に依頼し制作してたホームページですので警察は関与しておりません。いつもメールを確認しているのも私です。
何も恐れず、美咲を手放す事を前向きに考えてください。
あなたの悩みや踏み出せない理由があればご連絡下さい。
どうか私の元に美咲を返してください。
無事に返してください。
お願いします。
娘を見つけるためなら何でもしてきましたし、これからも何でもやっていくつもりです。
美咲が帰ってくるまで決して諦めません。美咲は絶対にあなたのものにはなりません。
私は絶対に美咲の事は諦めません。
美咲が帰ってくるのであれば、お金も家も何もかも無くなっても構いません。
あなたにとって美咲と自分の人生どちらが大切ですか?
私は自分のこの先の人生を全て子供達に捧げるつもりです。
あなたにその覚悟はありますか?
今、この提案を飲んでいただけたらお互いにとって1番平和な解決になると思います。
きっとご協力いただけると信じています。
どうかよろしくお願い致します。
私は美咲と2年間一緒に過ごしていたあなたの優しさを信じます。
美咲の母親 小倉とも子
※上記メッセージの転載はご遠慮ください。
今美咲に伝えたいメッセージを書きました。美咲に私達のこの想いが届きますように。
だいすきなみさきへ
みーのだいすきなママだよ。
ずっとあえなくてごめんね。
いまどこいるの?
さむくない?おなかすいてない?かぜひいてない?
みさきにあいたいよ。
おねえちゃんもおともだちもみんな、みさきにあいたがってるよ。
みさきもみんなにあいたいよね。
おうちにかえってきたいよね。
みさきがおうちにかえれるように、
ママもがんばるからみさきももうすこしがんばってね。
すぐにみつけてあげられなくて、ながいあいだ、またせてごめんね。
もうすこしだけまっててね。
みさき、だいすきだよ。
ママもみさきにあいたいよ。
かえってきたらいっしょにどうぶつえんやすいぞくかんにいったり、ディズニーランドにいったり、いけなかったところにたくさんおでかけしようね!
たくさんたくさんおはなしもしようね!
おねえちゃんがね、
「みー。いまどこにいるの?
みーにあいたいよ。みーがいちばんすきだよ。
いっしょにあそびたいよ。
またいっしょにはしったり、うたったり、シルバニアしたりしてあそぼうね!
はやくかえってきてね。おうちにぜったいにかえってこれるからね!ぜったいにみつけるからね!」
っていってたよ。
みんな、みーにあいたいよ。
きっともうすぐあえるからだいじょうぶだよ!ぜったいにあえるから。
かならずみつけるからもうすこしいいこにしてまっててね。
みさきのだいすきなママより
皆様へお願いしたいこと
美咲を連れ去った人を探し出す事を皆さんには求めていません。
美咲を捜しています。
私は美咲が無事に戻ってくること、ただそれだけを願っています。
ネット上での過激な考察や発信は控えていただけると幸いです
ご協力いただきたいこと
- 似ている子を見かけた等の情報をお寄せ下さい。
- 気になる事がありましたら、娘に関係があるかもと少しでも思ったことがありましたら些細な事でも情報をお寄せ下さい。
- 情報提供の呼び掛けにご協力下さい。
- 美咲のチラシを1人でも多くの方に見てもらう為に、チラシを友人や近所、職場の方に渡していただいたり、掲示にご協力下さい。
- 普段のお出かけで美咲に似た子がいないか気にかけて下さい。
- 小倉美咲という幼い子供が行方不明になっていることを忘れないでください。
ご遠慮いただきたいこと
私の目に見えないところで、ご連絡なしに美咲の写真や名前を使ってインターネット上の動画サイトやブログなどに考察や霊視、占いの結果をそのままネット上に公開されることはご遠慮下さい。
今まで美咲の安否を1番に考え呼び掛け活動してきました。
ネットに公開されるということは誰もが目にできてしまうということであり、視聴した方々とそこから話が大きくなったり過激になってしまったりした事もあり、娘の安否を考えるとても怖いです。
もし考察や占いをして頂けるのであればインターネット上に公開せず、まずは警察もしくは私に情報提供頂ければ幸いです。
前もってご連絡を頂き、情報提供呼びかけのために私の考えを汲んで動画制作してくださっているYouTuberさんもいらっしゃいます。そのようなYouTuberさんにはご連絡くださった上で公開している旨を明記していただいています。
憶測や誹謗中傷はご遠慮ください
今回のメッセージをホームページに載せる上で多少の批判は覚悟しておりますが、このような呼びかけを見て私がなにか隠している、キャンプメンバーがなにか隠している、知り合いが犯人、何者かと裏でつながっているのではといった「根拠のない憶測」や「誹謗中傷」を「ネット上」でするのはやめてください。
私に関する疑問や疑いは全て警察へ情報提供をお願いします。警察が調べてくだされば全て憶測、嘘だという事がわかるかと思います。
我が家には小学6年生の長女もいます。
ネット上にはキャンプメンバーやその子供達を特定しようとする動きもあります。その友人にも子供がいます。過去何度も発信していますが友人は全員、警察に聞き取り調査を受けていますし、その場に一緒にいた友人も傷を負っています。これ以上友人達や子供達を傷つけるのはやめてください。
何度かこの事もSNSに書きましたが、私が何を言っても悪く取られ、声を上げればその何倍以上もの誹謗中傷がきました。その内容が酷くて怖くて、それならば私が我慢していたらいいとずっと声をあげる事を諦めていました。
ですが、今はもう恐れません。
母親として、子供達の為に最善だと思うことを私の判断で決断し、呼びかけを続けます。
長女が取材を受ける事で考えられるあらゆる事を何度も話しあった上で、苦しさ辛さを抱えながら自らの意思でテレビや新聞の取材を受けたりしております。「私が取材を受けて美咲が戻ってきてくれるなら頑張る!」という長女の勇気と想いを踏みにじるような、長女に対する誹謗中傷や悪口は私は絶対に許しません。
最後に
山ではないどこかで無事に元気でいてくれて、私の元へ戻ってきて欲しいと思っております。
山で何も見つからないという事実もまた貴重な情報であり情報提供の呼びかけを中心とした捜索活動を続ける上での希望となります。
私の意向を汲んでくださり「何も見つからない=美咲が生きて戻ってくる為」の捜索に力を貸してくださるボランティアさんも現在いらっしゃいます。「手がかりなしでした。何も出てこなくてホッとしております。」というお言葉とともに詳細な捜索範囲のご報告をして下さっています。山梨に行った際にはチラシ配りなどの活動をしながら、私個人でも可能な範囲ではありますがキャンプ場付近の捜索や情報収集も引き続きしていきたいと思っております。
大変長くなりましたが、皆様に私の想いや考えをご理解いただき娘のために、引き続きご協力いただけましたら嬉しいです。
日頃のご協力、励ましのお言葉心から感謝しております。
本当にありがとうございます。
令和3年10月30日
美咲の母親 小倉とも子
※追記 この記事の続きです。
2022年03月29日 『大切な美咲へ ②』
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※9月21日で行方不明から2年が経ち取材などの影響もあり励ましのご連絡を多くいただいております。情報提供の対応を優先的におこなっており、ご返信が全く追いついておらず大変遅れておりますが全て確認させていただいております。皆様の温かいお言葉、ありがとうございます。
#小倉美咲
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